“ドラマが始まる前から主演の志尊淳さんの女装姿が話題になっていて、あまりの完成度の高さに女性よりも女性らしくて驚きました。

 

元々が可愛らしい顔立ちの俳優さんではありますが、見た目だけではなく、仕草や話し方などもちゃんと女性らしくて見惚れながら観ていました。

 

トランスジェンダーという言葉は最近よく耳にするようになりました。

 

少し前まではカミングアウトすることに抵抗がある人が多かったようですが、今ではそんな人たちも堂々と生きていける社会になりつつあるのではないかと思います。

 

このようにドラマの中で堂々と生きるヒロインを描くことにより、男だの女だの関係なく特別なことは何もない、一人の人間がただ存在しているだけなのだと感じられると思います。

 

金子みすずさんの詩にあるように『みんなちがって、みんないい』、正にその通りだと思いました。

 

ヒロイン・みきの同級生の後藤を演じていた町田啓太さんも自然な演技でとても良かったです。

 

最初は驚いていましたが、本当のことを知っても接し方が変わることなくこれまで通りの友達として関わっていて、とても好感の持てるキャラクターでした。

 

みきの同僚のかおりを演じていた玉井詩織さんも、普通に女子と話している感じでしたしとても良かったです。

 

職場で先輩も合わせて3人でいるシーンがよくありましたが、違和感なく溶けこんでいる姿は正に女子で自然でした。

 

このドラマではトランスジェンダーの指導をされていた西原さつきさんという方がいました。

 

実際ドラマにも出演されていたそうですが、気付かないくらいに本当に女性でした。

 

私は録画で確認しましたが、自然と女性らしくなるものなのかなと思いました。

 

志尊さんの女装姿をきっかけに観始めましたが、役者さんたちの演技も自然で、ストーリーもきっとどこかで起きているのかもと感じられたので、最後まで楽しく観ることがらできたドラマです。

 

取り扱うテーマが今までにはないものでしたし、今の時代に合った作品だと思いました。

 

カミングアウトできずに悩んでいる人には勇気を与え、偏見を持っていた人には存在を強くアピールできた作品だと思います。

 

全部で4話しかなかったのであっという間でしたが、最後まで楽しめました。

 

このドラマの後に、同じNHKの朝ドラでもゲイの役をされていました。

 

女装ではなかったですが、仕草や話し方が可愛らしくて“このような役は志尊さんにしかできないのでは?”と思うほど、こちらのドラマでもハマり役でした。